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新採研 [教育全般]

今日は、新規採用教員の研修ということで
区内K中学校の新規採用の先生が私の授業を見にやってきました。

見てもらったのは3年生の生物育成の授業ですが、
私の授業スタイルは、子ども達と冗談交じりの言葉のキャッチボールをしたり、
パワーポイントを使って視覚に訴えたりというスタイルが多いのですが、
ちょっと調子に乗りすぎて、子どもをかなりいじくってしまいました。

授業見学の後、1時間ほどお話させて頂いたのですが、
私も初任者の頃悩んだのと同じ悩みをかかえているようでした。
・子どもの扱い方が分からない
・説明がうまくできない
などなど・・・

教師なら誰もが最初にぶち当たる壁だと思うのですが、
最初の壁を乗り越えられないまま歳をとっていく先生も多いのではないかとも
思っています。

そして、この先生は初任者ですが、年齢は30代半ば・・・
最近、東京では民間企業経験を経て教員になる人が多いのですが、
私個人としては、ちょっと勘違いして教員になる人が多いように感じています。
例えば、・公務員だから残業が無い・・・とか、夏休みたっぷり休める・・・とか、
でも、実際は死ぬほど残業もあるし、土日も部活で休めないし、夏休みもほとんど出張やら研修やらで休めないのが実態で、しかも、民間企業みたいな残業手当もありません。
それでも、お金では代えられない、得難い者を得られるのが教員の魅力であって、決して楽ではないのを覚悟の上で教員になってもらいたいと思うのです。

民間企業経験者がみんなダメという訳ではないけれど、民間企業の感覚で教員という商売はつとまらないということは分かってもらいたいと・・・

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